
最近は、登山の本を数冊買って並行して読み進めているんですが、なかなかおもしろく読んでいます。
前置きすると、自分は全く登山はしないです。
しかも、キャンプとか、そういったたぐいの事もほぼしない人間です。
自然は好きですが。
で、ですね。
世界最高峰の山に登頂する話とか、読んでみると、もう命の危険しかない感じなんですよね。
そこをどうやっていかに危険を避けて登っていくか。
はたまた、敢えてリスクをとる必要があって登ってみたり。
その、現場での行動や思考というのは、小手先ではなく、すごく実践的でリアルさを感じます。
自然というのは常に変化するものですし、感覚、経験、柔軟さ、その他色々を組み合わせて困難を乗り越えていく。
前置きが長くて申し訳ないんですが、これって働くことに対して、もっと大げさに言うと、生きる事に対して、とても重要な事を知ることが出来るのではないかと思っています。
悩みがある。
解決したいことがある。
自分も含め、皆が持っている問題だと思いますが、そういった事に対して、一直線に、すぐに答えを出した場合、長い目で見ると、良い結果になることは少ないと思っています。
『悩みがある』
OK。分かった。自分には悩みがある。
でも、その原因はすごく複雑で、簡単に答えは出ない。
だから、色々寄り道をして、ゆっくり考えようと思う。
もしかしたらそのうち、(ゴールにある)悩みも、カタチを変えてくれたり、運が良ければ、なくなってくれるかもしれない。
簡単に答えは出さない方が良いこともある。かも知れない。
例えば、(一見全く関係のない)登山の本でも読んで見ると、意外と解決の糸口が見えるかも。
という話でした。
蛇足ですけれども、登山している人たちは、すごく楽しそうですよね。
それではまた。