稲葉知子さんのボウルとみかん

毎度おなじみの(!?)、池袋駅から徒歩15分程、鬼子母神神社で行われた手創り市に行ってきました。
今回は、陶器の作家さんが数多く出店されていたらしく、いつも以上の賑わいでした。

ですが、残念なことに、私事の別件の用事がありまして、鬼子母神神社についたのが、イベントが終わる一時間前…
結局、お取り扱いなどさせていただいて、面識のある作家さんとの話に終止してしまった一日でした(笑)

今回、初めてしっかりと話が出来た作家さんもいまして、非常に印象に残る話が聞けましたので、その一部分をご紹介させていただければと思います。

お一人目は、roccaの遠藤里枝さんです。

作品一覧はこちら

遠藤さんは一定のキャリアを積まれた後、

“これで私は行こう。”

と、そこからは、定番の作品(個人的にも大好きです)を、制作され続けています。

自分は素朴な疑問として、

— 作り続ける中で、少しデザインを変えたり、新しい作品を作りたいと思われる事はないんですか?

なんて事を質問したんですが、そういった気持ちはないとのことでした。

「例えばこのマフラーなんですが、この仕事を初めた当初からずっと作っていたんです。
その当時は、もっとこうしたい。もっと良くできるはず。と思っていたんですが、今このマフラーを作っていると、これが作りたかった!という感覚があるんです。」

自分はこの言葉に感動してしまったんですが、きっと作品に対する長く、強い思いが今の作品を形作っているんだなと思いました。

二人目はお取り扱いをさせていただく予定の、ガラス作家の稲葉知子さんです。

とても若い方なんですが、非常にシンプルな形、素朴な雰囲気で使い勝手も良さそうな、とても良い作品を作られている方です。

— 作品を制作されるなかで、気をつけていることや、こだわっていることなど、何かありますか?

「手で作っているので、やっぱり、手づくりの良さを残したいと思っています。」

— 稲葉さんの作品自体はすごくシンプルですよね?そして、シンプルである事を意識しているかと思うんですが、手で作るというというのは、そこに生じるたわみなどを指すかと思います。そのあたり、相反する要素な気がして面白いなと思いました。

「ありがとうございます(笑)シンプルであればあるほど、手で作ったという事が際立つので、そういった事を意識しています。」

この感覚、良いですよね。稲葉さんの作品は、近日入荷予定ですので、お楽しみにお待ち下さい。

ところで、最近ずっと言っている気がするんですが、今日は(も)本当に寒かったです…

この文を御覧頂いているかたも、どうか体調崩されませんように。
ではではまた。

冒頭の写真は、稲葉さんのガラスのボウルに、今回出店されていて、いつもお世話になっている寺田昭洋さんからいただいた、おみやげのみかんを。