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板橋区の小茂根福祉園

KOMONESTブランド商品の説明を受けに板橋区の障がい者支援施設、小茂根福祉園さんに伺ってきました。

KOMONESTは、KOMONE(小茂根)とNEST(鳥の巣)が合わさった造語で、小茂根福祉園さんが企画製造している商品のブランド名です。この名前は、障がいのある人の巣立ち(自立)を願って付けられたそうです。
この日は、アトリエの時間という製作の現場と、施設内の見学、そしてどういった作品や商品が生まれていくのかを説明してもらいました。

上の写真がKOMONEST商品の一部になります。カラフルでポップなデザインは、見ていると明るく元気な気持ちになります。

利用者の方が原画を描き、それを元にデザイン化

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KOMONESTの商品は、主に園の利用者の方が原画を描き、それを元にデザイナーの方がデザイン化して作られていきます。
こちらがその原画の一枚です。 独創的な色彩、一人ひとり個性のある絵を描いています。

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様々な作品たち

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原画を元にデザイン化され、プリントされた商品です。印刷は主にシルクスクリーン印刷という方法で行われているそうです。

商品は、園の利用者さんが一人ひとりできることで製作に関わっています。それは、絵を描くことであったり、ミシンで縫うことであったり、生地を選ぶことであったり様々です。どの作品も、購入する方へ向けての心配りが感じられる丁寧な作りです。

人気商品のYURIさんバッグ

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YES! I'm here と、巣立ちを意味する鳥が描かれたマザーバッグ。YURIさんという方が生地選びから、ミシン縫いまで行っているのでYURIさんバッグという商品名になっています。

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飾れるカレンダー

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毎年、原画を元にしたカレンダーも製作されています。
右上が、2016年のカレンダーです。アイレット綴じという絵に穴を開けない製本で作られていて、使用後もイラストを楽しめます。

刺繍作品の丁寧でしっかりとした作り

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刺繍の作品もとても魅力的です。人によって縫い方に個性があるのですが、しっかりと作られていて、色選びも、時にはっとするようなセンスを感じました。

園の方に伺ったのですが、利用者の方は学校の時から針仕事の勉強をされているそうで、みなさん10年以上のキャリアがあるそうです。しっかりした出来栄えに納得しました。

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オリジナルの刺繍コースター

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刺繍作品を元にしたコースター。縫い方と糸の色の選び方には、それぞれの個性が出ています。

コラボレーションでより魅力的に

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デザイナーの方の提案で、一人の利用者さんがポストカードサイズの絵を沢山描き、繋げてパッチワークのような大きな作品になりました。
時にこのように、デザイナーの方が協力をして作品がより魅力的になります。ポコラートというアートのイベントに出品されたりしたそうです。

自由な制作環境

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作品が生まれるきっかけになる"アトリエの時間"も見学させていただきました。みなさん自然体で、楽しんで製作されていました。
絵を描いたり、縫ったり、ひとつひとつがとても感覚的で、出来上がっていく様子を見ているのも楽しかったです。

YES! I'm here

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これがKOMONESTのキャッチフレーズだそうです。KOMONESTの商品には、クリエイターとしての壁を感じさせない独創性と、丁寧な仕上がり、購入者の方へ向けての心配りや温かい気持ちを感じました。

できることを少しずつ集めて生まれるもの作りの形や、"働くこと"について考えさせられる一日となりました。

是非、KOMONEST商品が多くの方に知られて、使われていってほしいです。